InSite多要素認証設定を利用している場合、多要素認証用AzureADアプリのアプリケーションキーおよび認証ファイルの有効期限が切れると正常時動作いたしません。
有効期限切れになる前に、以下の手順に沿って再設定を実施ください。
■認証ファイルの作成手順
【InSite 管理マニュアル_オプション設定編(6.1 多要素認証ファイルの作成)】の手順に沿って
新たな認証期間の多要素認証ファイルを作成します。
■InSiteMFAアプリの認証ファイル(cerファイル)の更新
※AzureADアプリの作成権限のあるアカウントで実施します。
1.Azureポータルサイト< https://portal.azure.com/ >にAzure管理者アカウントでサインインします。
2.「Azure Active Directory」-「アプリの登録」を開きます。
3.すべてのアプリケーションから「InSiteMFA」アプリを選択します。
4.「証明書とシークレット」から、「証明書」を選択し「証明書のアップロード」をクリックします。
5.多要素認証ファイルの作成手順で作成した 認証ファイル(cerファイル)を追加します。
■アプリケーションキー(クライアントシークレット)の登録
※AzureADアプリの作成権限のあるアカウントで実施します。
1.Azureポータルサイト< https://portal.azure.com/ >にAzure管理者アカウントでサインインします。
2.「Azure Active Directory」-「アプリの登録」を開きます。
3.すべてのアプリケーションから「InSiteMFA」アプリを選択します。
4.「証明書とシークレット」を開き「新しいクライアント シークレット」をクリックします。
5. 必要な情報を入力します。
6. 「追加」をクリックします。
7. 追加したキーの「値」が一度のみ表示されます。右のアイコンをクリックし、コピーされた値(※データ①)をテキストファイルに保管します。
※ 画面遷移した後では、キーの値は「非表示」となり確認できません。
■InSite管理画面のアプリケーションキー情報、認証ファイル(pfxファイル)の更新
※InSite の【全体管理者】アカウントで実施します。
1.InSite 管理サイト< https://www.insite360.biz/ >に全体管理者でサインインします。
2.歯車アイコンの「設定」メニューから、「多要素認証設定」を開きます。
3.アプリケーションKeyの欄に「アプリケーションキーの登録」で保管した(※データ①)を入力します。
4.有効期限の欄にアプリケーションキーの有効期限を入力します。
※有効期限を設定すると期限 30 日前と 10 日前に通知メールが送信されます。
5.認証ファイルの欄に、作成した認証ファイルとパスワードを設定します。
6.有効期限の欄に認証ファイルの有効期限を入力します。
※有効期限を設定すると期限 30 日前と 10 日前に通知メールが送信されます。
7.「設定を保存」をクリックし、成功メッセージが表示されることを確認します。
<補足>
InSite用AzureADアプリのアプリケーションキーも有効期限切れになる前に更新が必要です。
該当する場合には、以下のサポート情報を参考に更新作業を実施ください。
https://discoveries.zendesk.com/hc/ja/articles/6730901575833