InSite多要素認証設定時に「Azure自動設定」で「Azure Active Directoryにアプリの登録に失敗しました。」エラーが発生する場合の原因と対処法についてご案内いたします。
以下【1】【2】【3】に該当する場合には、必要な対応を実施くださいますようお願いします。
■マニュアル:【InSite管理マニュアル_オプション設定編(6. 多要素認証設定_6.2 多要素認証設定)】
【1】「Azure自動設定」画面に入力している「サービス管理者アカウント」の権限不足
本作業を実行する「サービス管理者アカウント」は、Microsoft 365 の“グローバル管理者”の管理者ロールが必要です。
入力している該当アカウントの権限をご確認ください。
【2】「Azure自動設定」画面に入力している「サービス管理者アカウント」に Microsoft 365 の多要素認証(MFA)が適用されている
本作業を実行する「サービス管理者アカウント」にMicrosoft 365 の多要素認証(MFA)が適用されている場合「Azure自動設定」ができません。
その場合は手動設定(一部作業は弊社で代行してデータベースに登録)での対応となりますので、
弊社サポートデスクまでご連絡ください。
【3】Microsoft 365 テナント上の設定について以下に該当する場合
・AzureAD上のセキュリティ既定値群が有効になっている
・AzureAD条件付きアクセスポリシーなどによるテナント、グループ単位での多要素認証(MFA)の有効化
・IPアドレス制限、クラウドアプリ制限、プラットフォーム制限などのセキュリティ設定の適用
Microsoft 365 テナント上の設定で上記に該当する場合、「Azure自動設定」ができません。
その場合は手動設定(一部作業は弊社で代行してデータベースに登録)での対応となりますので、
弊社サポートデスクまでご連絡ください。
参考情報
【Azure AD のセキュリティの既定値群】
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/fundamentals/concept-fundamentals-security-defaults